月華朝

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「このままでは、間違いなく月世界は滅ぶでしょう。」 「…あぁ。」 「特に地球側の衰退が激しい…あんなに栄えていたのに。 アルテミス様はまるであちら側には何も残したくないかのように、王宮を潰してしまわれた。」 「あぁ…そうだな。」 「お願いですから、新しく朝廷をたてて下さい。 …あなたしかいない。 民衆もそれを待ち望んでいます。」 「… 分かった… ここに新たな朝廷を築こう。 その名を…月華朝とする。 」
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