TEPPEN

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「じゃぁ…」 「なんやねん」 「フライングしながら好きだぁーーー!って叫んで。」 「はぃ!?何ゆっとん。」 亮ちゃんが困り果てた顔で俺の顔を覗いてきた。 「ほんまにそんなんでええの?」 「?」 「だーかーらー!チューしてとかやなくてええの!?」 「だって亮ちゃんいつも嫌がるじゃん……」 俺が拗ねた顔で目をそらしたら、亮ちゃんから目を合わせてきた。 「ばっか!嫌がっとらん!恥ずかしいから照れ隠しじゃいぼけ!」 ぼっぼっぼけ!? 「じゃぁHしてくれるの!?」 いっつも俺からこの台詞……── 「──…ええよ。」 !? 「ホテル行くで。 さっさと車乗り。」
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