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眞子「なぁぁぁんですってぇぇぇぇ!!!!」
眞子はここが通学路であることを忘れたかのように怒鳴った。
杉並「そうであろう。」
杉並は当たり前のように言った。
眞子「あ、あたしのどこが邪魔だっていうのよ!」
杉並「無論・・・すべてだ!」
眞子「なぁんですって!」
一回目よりも控えめななんですって。
十分大声なんだけどなぁ・・・
純一「かったりぃ・・・」
眞子「何か言った?あ~さ~く~ら~」
すかさず怒りの矛先が変わった。
まずい、俺じゃ鉄拳はかわせない・・・
杉並「そろそろお邪魔虫は退散するか、なぁ水越妹。」
た、助かった・・・
眞子「あ、あたしもお邪魔虫!?」
杉並「当たり前だ。では同志朝倉、そして白河嬢よ。さらばだ。」
眞子「ち、ちょっと!?」
杉並はそう言うと眞子の手を掴み引っ張って行った。
純一「朝っぱらからなんだったんだ・・・」
ことり「私たちも行かないと遅刻しちゃうよ?」
ことりが言いながら時計を見せてくる。
純一「少し急いだほうがいいな。」
ことり「そうだね~」
少し早歩きで歩き始めた。
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