Walk

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理由もなく ただ歩いていたんだ 夕暮れの歩道には慌てて帰る少年の影が伸びていた 崩れていく夢が悲しくて 考えることから逃げて 心はいつも眠っていた 考えたくもない辛くて大変なこと どうやって消化していこう? 静かな時間は好きだけど 何故かな?早く朝になれ!って思うことがある やがて一人で歩く僕の心に 過去に聞いた友の声や親の声が響いているんだよ 暮れゆく空 一人歩く僕は 何を見つけるんだろう? 何に触れるんだろう? 歩いて行くこと その理由を探して…
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