第２話

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「晴樹！こんな所にいたのか」 意を決して言葉を発しようとしたところ、それは見事遠くから聞こえた声に遮られた。 見ると声の主がズカズカとこちらに向かって歩いてきている。 顔なんて見なくても分かる。 相河さんのことを名前で呼ぶ人物はこの学校ではただ一人…、
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