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「そんな話と違うがな、マー君、銃持つ気ないか?」
叔父は座り、私の部屋のコタツに足を入れた
「おっちゃん、銃なんか持ってたんか」
「銃を持ってないんはお前のお父さんくらいや、一族はみんな銃を持ってるんやで」
「知らんかったわ」
「でな、ワシはもう年やし銃辞めよう思ってるんやけど、ワシの銃を貰ってくれんか?」
叔父は銃所持講習の申請書をコタツの上に置いた
「一日講習受けてテストに合格したら、実技テストで100発パンパン撃てば合格や」
私はベッドから起き上がりコタツの上の申請書を手に取った
この先、結婚をして子どもが生まれ、その子どもが成長して結婚して孫が生まれ、そして年老いた私は孫の前でスズメを撃つ日が来るのだろうか?
「マー君、どうする?銃を持つ?持たない?」
私を見る叔父の目は、お前は必ず銃を持つ、という確信を帯びていた
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