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空は灰色 深く深く闇の色 止まない雨 冷たい雨 雨宿りできそうな場所は どこにもない 静まり返った街には ただ雨の音だけが 走った 全力で 後ろも見ず その闇から逃れるように その静寂から逃れるように その 止まない雨から逃れるように 例え無駄だとわかっていても ただ、走りつづけた
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