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「腰いた・・・。」
呻きながら僕はどうにかベッドから起きて、服を着ることに挑戦した。
まだ本格的な冬ではないにしろ、さすがに朝は寒い。
このままでは身体を壊してしまう。
タンスから大きめのTシャツを取り出して、姿見の前で寝ていたときのように羽根をなるべく小さく折りたたむ。
それでもまだ羽根は随分と目立つので、僕は昨日と同じ包帯をぐるぐると巻いた。
窮屈だと感じたけれど、我慢。
それからやっとTシャツを着ることができた。
これで一安心だ。
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