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翌朝、僕は目覚めると腰の痛さについ嗚咽を漏らした。
「ぅぁ・・・!」
背中の羽根が大きすぎて、いつものように仰向けで眠る事が出来ず、横になったりうつ伏せになんたりしたせいだった。
そしてその次に部屋の寒さに身を縮めた。
昨日は羽根のせいでTシャツが着れなかったから、前開きのジャージ一枚をはおっただけで寝てしまったんだ。
地肌の胸がすうすうした。
なのにたたんだ羽根の当たっている背中は羽毛布団の中みたいにほかほかと温かい。
すごく妙な感覚。
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