ギルド開設!!

6/14
前へ
/175ページ
次へ
  手続きを終えた二人は、ギルドの外へと出る。 「よーし、これから『ハーミッドハンター』が大活躍だぜー!!」 銀星が伸びをして言った。 「活躍しすぎたら隠者の意味がなくなる。」 スティールが笑いながら茶化す。 すると、二人の前に男が現れた。 「『龍と虎』……見付けた。」 男がボソッと呟く。 魔道服を着たその男は、手に杖を構えていた。 「お前……さっきのネクロードとか言う奴の仲間か??」 スティールが睨みつける。 「……俺は俺だ。」 「てめぇ…名前は!?」 銀星が叫ぶ。 「そんな事どうでもいい。お前らの強さの秘密……教えてもらう!!」 男はそう言うと、途端に飛び込み、杖で殴りかかってきた。 「おっと。」 銀星が横へ避ける。 「逃すか!!『シャワー・オブ・アロー!!』」 男は手の平を銀星に向けると、6,7本のアローを打ち出した。 「ちぃッ!!『ハードシールド!!』」 銀星の体をオーラが包む。そして後ろへ飛び退きながら、腕を顔の前でクロスさせた。
/175ページ

最初のコメントを投稿しよう!

100人が本棚に入れています
本棚に追加