剣士。その名はスティール。

3/6
前へ
/175ページ
次へ
  「いえ、お気持ちだけ頂いておきます。」 スティールは丁寧に断った。 「そうですか…またいらして下さいね♪いつでも歓迎しますから♪」 サラは再び微笑むと、カウンターに戻って行った。 「さて、これからどうするか……ハント情報も更新されてないようだしな…」 スティールが、サラに貰ったコーヒーを一口飲む。 「最近思ったんだけどよ…ギルド立ち上げねぇか!?二人でよ!!」 銀星が意気込んで言う。 「おいおい…ギルドは大勢いて成り立つものだろ…??二人でやったって―――」 「バーカ、人なんて実力がありゃ集まってくるもんよ!!それに、人手が多い方がハントだって楽だろ!?」 銀星は両手を広げて言う。 「うーん…まぁ、そりゃそうだが……」 「んじゃ決まりだな。この後はメガロポリスに行こうぜ。」 銀星もコーヒーを一口飲んで言った。
/175ページ

最初のコメントを投稿しよう!

100人が本棚に入れています
本棚に追加