剣士。その名はスティール。

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  「くっ!!」 気付いた二人は横に飛び、何とか攻撃をかわした。 「この野郎!!まだやろうってのか!?」 銀星が身構える。 「俺はお前達を倒して名を売るんだ……いずれこの島のトップに立ってやる…!!」 ネクロードは方膝を着きながら言った。 「銀星の一撃がまともに入ったろう??その体じゃうまく動けまい。どちらにせよ、出直すんだな…」 スティールはそう言うと歩き出して行ってしまった。 「おい、いいのかよスティール!!アイツから仕掛けてきたんだぜ!?」 銀星が後を追いながら叫ぶ。 「構わないじゃないか。強くなれば、ああゆう敵も増える。ヤツが強くなれば、俺達だって成長できるだろうしな。」 スティールは歩きながら銀星に言う。 「んー…そうかもしんねぇケドよぉ……これだけは言える。アイツから教わる事は何もないね。」 銀星はつまらなそうに言った。 「くっそ…覚えてろよ…いつか……必ず……!!」
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