🆕雑多、数多、混雑

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私は、もう、笑えない あの子みたいには、笑えない 貴方に手を引かれて駆けていく そんな夢は何時から見れなくなった? 生まれた時から歪んでた 今更壊れたなんて言わせない 貴方達が、私を、歪ませたんだ 信じて裏切られるくらいなら 始めから信じたくなんかない 当然の自己防衛だと思うけど 意味もなく崩れていく日々を 壊れていく世界を 僕は恐れていたんだ そう、僕は、誰よりも僕が嫌いで。 誰よりも僕を愛してた。 まだいける。まだ頑張れる。 そうやって自分を追い詰めて、彼女は壊れた その為に生きているんじゃないかと思うくらい あの人は私を追い詰めるのが上手い 綺麗な空に憧れて でも鬱蒼と茂る夜にも惹かれた もう思い出せない。あの頃の純粋な恋心。「世界」を知ってしまったあたしには 純白の衣装【ドレス】を紅く染めて 幸せなんかなかった。そう、始めから 泣いたら負けだと思った 君が発する言葉が、全部僕宛だったら 君が欲する言葉を、全部僕が発信出来たら キミが好きなのは、僕? それとも、僕の後ろに見てるダレカ?
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