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その時だった。
あんなに晴れていた空も雲に覆われ、嵐が起きた。
穏やかだった海も、波が激しく船にあたり、船を大きく揺らす。
フラーラ「うぐ…」
ジェイル「あんなに晴れていたのに…」
フラーラはまた気持ち悪そうになり、ふらふらし始めた。
フラーラ「ごめん、ジェイル…後はお願い…」
ジェイル「う、うん…」
ソノラ「何で急に…」
ソノラが何か言おうとした時、今までとは比べ物にならない程船が揺れた。
フラーラ「きゃぁぁっ!?」
ジェイルが見た時にはもう遅く、フラーラは悲鳴と共に荒れた海に落ちてしまった。
ジェイル「お姉ちゃん!」
ジェイルはフラーラが落ちた方に走り出した。
ソノラ「ちょっと、危な…」
ソノラが止めようとした時にはもう飛び込んでいた。
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