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(死ぬ、のか…)
死を覚悟した瞬間、またあの声が聞こえる。
(何をシテイル?)
(殺セ!!…簡単ダ、“眼”デ見ればイイ)
その瞬間、眼が熱くなり、気付いたら黒眼から“死の眼”に変わっていた。
月芽「フハハハ!それが噂に聞く、“蛇神眼”か!フハハハ!それでいい、やはり戦いはこうでn…………。」
…月芽は言葉の途中で動かなくなった。
いゃ、月芽はおれの“眼”を見て、立ったまま既に……死んでいた。
“蛇に睨まれた蛙”という言葉を知っているだろうか。
蛙は蛇に睨まれた恐怖で動けなかったんじゃない…
“眼”を見て死んでいたんだ…。
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