‡始まっていたゲーム‡

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(…チュンチュン) 鳥の鳴き声が聞こえてくる。   「…うーん、…あれ?おれ昨日…あぁ、“眼”を使ったんだっけ……っつぅ!」  “眼”の視力は戻っていたがまだ受けた傷が痛む。 。   時計を見ると7時30分だ。   学校の支度をし、さつきの家に向かう。 10分くらい待ってたら、さつきがドアを開けて出てきた。   「よぅ、おせーぞ!」   ニヤけながらさつきに言う。   さつき『……。』バタンッ 開けたドアをまた閉めた   「ちょ!戻るな戻るな!」   そして、ゆっくりドアが開く。   さつき『ひ、ひェェエ!睦月が8時前に起きてるぅ!なにあんた!今日はどうしたのよ!?   「いや、いつもより早く起きたからさ。」   さつき『わかった!病気ね!?病気にかかってるのね!?』   「…っち、がーう!至って俺は健康体だ!ほら、ダベってないで学校いくぞ!」   ズカズカと先陣をきって歩きだす。   さつき『…なんかアンタに迎いにこられるのも屈辱ね。』   ブツブツ言うさつきを連れて、ゆっくり歩いて学校に向かう。
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