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下駄箱の上履きにはきかえ、教室のドアを開ける。
「ちぃーっおはよう」
俺が挨拶をすると教室は時が止まったように静まった。
…まさか、昨日の事件で俺の能力がバレたのだろうか…。
そして、やっと一人…また一人と動きだして、指をさしてくる。
クラス一同「む、む、睦月がチャイム5分前に、学校に来てるー‼」
「お前らもかー‼‼」
能力の事じゃなく、ホッと安心し、ツッコミを入れる
唖亜玖「だ、だってお前いつもギリギリか遅刻じゃねーか!」
「まぁ、今日は昨日の事もあったし、早く起きちまったんだよ」
唖亜玖「昨日?昨日なんかあったのか?」
「は?昨日、避難訓練の時n(キンコーンカーンコーン)」
会話はHRの鐘で途切れて、前のドアから担任が入って来た。
担任「ほら、お前らめんどくせぇHRの時間だ自分の席につけ」
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