‡始まっていたゲーム‡

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一限目は国語だった。 おれは、昨日の疲れとつまらない先生の話で寝てしまった--   --そして眼がさめると。  さつき「あんた、よく寝たわねー。」   「んあ、今何時限目だ?」   口についてるヨダレを拭きながら言う   さつき「なに寝ぼけた事言ってんのよ!今、もう6時よ!6時」   窓を見ると、外はもう夕焼け色だった。   「俺そんなに寝てたのか!?」   さつき「そうよ!あたしをこんなに待たせるなんて、ホントいい度胸よ!」   「…あれ?起こさないで待っててくれてたのか?」   さつき「ば、ばかね!起こさなかったのは、あんた昨日ので疲れてそうだし……そんだけ!!」   慌てて言う。   「…そっか、ありがとな」   さつき「ホ、ホラ!帰るよ!」   さつきの顔は夕焼けの光りのせいか赤くなっていた。image=46709110.jpg
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