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そして帰り道、さつきが昨日の話しを始める。
さつき「いろいろ説明しなくちゃいけないけど、まずどうして私が月芽に襲われてたのかから話すわ。」
「ああ。」
さつき「それは私が“五月”の能力者だからよ。」
「さつきも能力者なのか!?」
さつき「そうよ…どんな能力かは言えないけどね…」
「…で、なんで能力者だと襲われるんだ?」
さつき「それは…今わt(まてぇーい!!そっから先は私が説明しよう!)」
変なおっさんが上かふってきて話しを中断させた。
さつき「切渡さん!」
「え、父さん!?」
ふってきた変なおっさんは、おれの父親の如月 切渡だった。
切渡「おぅ、睦月!元気だったか?」
「いや、元気だったけど…っじゃなくて!家あけてたけど、ちゃんと会社行ってたのか!?」
切渡「……さて、さっきの話しの続きだが、」
「ぅお!まて!会社行けよ!おぃ!」
切渡「それはだな…」
おれの言葉を無視し、話しは進む。
切渡「お前は“月の名”と“月の能力”を持つ者どうしが潰しあう裏ゲームに参加してるからだ!…そのゲームの名は…“ゼクンドゥスゲーム”!」
切渡「なぜゼクンドゥスゲームと呼ばれるか言って?」
「いや、聞いてねぇし」
切渡「それはこのゲームを最初に始めたのが時の大晶霊ゼクンドゥスだったからにほかならない。」
切渡「まぁ今は、おれが受け継いでゲームを主催している訳だが」
「ちょいまち!なんで俺がそんな変なゲームに参加しなきゃなんねぇんだよ!?」
切渡「おまえが私と葉月(母)の息子だからだー!以上!!」
切渡「まぁ、そんな訳で!せいぜい死ぬんじゃねぇぞ睦月!」
そう言って、すっかり真っ暗になってる空に消えていった。
「まてよ父さん!!会社…いけよな。」
おれの言葉は届かなかった
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