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「いっちまったな。」
さつき「まぁ大体の説明はあんな感じよ。後、言うとなれば、能力を使うには何かしらリスクもあるわ」
「リスク?」
さつき「あんたの場合は一定時間、視力を失い、月芽は寿命を縮めて能力を発動させてるわ。」
「そうなのか。」
「でも、まてよ?さっきの話しだと、ゲームに参加する者には月の名があるんじゃないのか?」
さつき「そうよ。」
「月芽先生には月の名なんてないじゃないか?」
さつき「あんた、月芽のフルネーム知ってんの?」
「明文 月芽だろ?」
「……っ!」
「まさか!」
さつき「そう、明“文月”芽は間の漢字が月の名になっている。文月…すなわち“七月”の能力者よ」
「あんな強い能力者が他に何人もゲームに参加してるってのかよ!?」
さつき「なに言ってんのよ?あんたからしてみれば、月芽の能力なんて対したことないわ。
いや…ゲームの参加者のほとんどが、あんたの相手にすらならないでしょうね。」
さつき「だって、あんたは……」「っあ!もうこんな時間!そろそろ帰んなきゃ!っじゃ!💦」
「え!?おい!続き言えよ!気になって夜眠れなくなっちゃうだろ!」
さつきは走って行ってしまった。「…しゃーない、帰るか。」一人淋しく帰路を歩く
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