‡死の眼‡

9/11
前へ
/82ページ
次へ
月芽「じゃあ、そろそろ消えてもらおうかな」   すると、月芽は、また訳のわからない事を言い放った。   月芽「“爆発で、飛んできた破片が如月 睦月の腕に突き刺ささる!”」   「は??」   ついに頭がイカレたかと思ったが、すぐにその意味がわかった。   数秒後、いきなり隣の部屋が爆発し、爆風で飛んできたガラスの破片がおれの腕に突き刺さった。   「っう゛ぁ!」   刺さったところから、血が流れでる   月芽「クック…もうわかると思うが、私の能力は、“嘘がまことになる”というモノだ!」   「の、能力だって!?」   どうやら、自分以外にも特殊な力を持つ者がいるらしぃ   月芽「まぁ、嘘の大きさによって、発動の時間が違ってくるがね…例えばそうだね、殺すとなると、すこーしばかり時間がかかってしまうしね…クック」   「っぐ!」   月芽「さて、おしゃべりもこの辺にしようか。 君の能力は強力だって聞いてるからね、そろそろ死んでもらうよ!」   体が固まったように動かなくなる。 …あぁ、これが死の恐怖か。   月芽「“如月 睦月は爆発で崩れた天井の下敷きになり……死ぬ!!”……フハ!フハハハハ!」image=44255716.jpg
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

143人が本棚に入れています
本棚に追加