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僕は月…月は僕…
愛しい貴女へ…
今宵も貴女の元にやってきました…
雨が降っていて、雲がどんなに僕を隠していても、僕は貴女の元にだけは駆け付けます…
貴女を守るだけ為に生まれてきた僕、貴女の重荷にならないか、それだけが心配です…
毎夜、毎夜貴女の元へ居る僕…
たまには、貴女の側を離れてみるのも、貴女の為かもしれないと思うのは、僕の傲慢でしょうか?…
貴女の側に居たいけど、貴女の側に居ると、貴女の自由がなくなってしまわないか、それが心配なのです…
僕の守り方は、間違っていないでしょうか?…
最近は解らなくなってきましたが、貴女への愛はどこも変わっていません…
ただ、貴女への想い方が変わってきたのかもしれません…
常に貴女の側に居るのは貴女の重荷になるかもしれない…
心だけは貴女の側に、だけど、僕自体は、貴女から離れていても、貴女は僕を感じることが出来るでしょうか?…
もしかしたら、その方がいいかもしれないですね…
貴女の心を聞きに行きます…
貴女の想いも聞かせて下さい…
僕の愛しい貴女へ…
今宵も貴女の側へ…
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