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「先生ー、なんで私なんですか?
保健医の先生格好いいから
やりたいって人居たんじゃないですか?」
あのドS教師の顔が少し歪む
「あーいや、なんだそのまあ、なっ!
……保健委員やりたい人ぉおー!!
」
しーん。
「えぇ!なんでよ、みんな先生のこと狙ってたよね!?格好いいって言ってたよね?!」
クラスのみんなが
私の問いに答えず
暗い雰囲気で下を向いていた
「ほらなっ、誰もいねぇだろ!
だから、お前にしたってわけだ!」
なんか、そこまで言われたら
やらなきゃいけないような…
気がする
「はぁー、もういいです。やります、やりますよ」
「そうか、(色々…)大変だと思うが頑張れよ!」
(…言えるわけねぇよなー
委員決めのときあの保健医が来て
勝手に黒板にあいつの名前を書いて
「なにか問題でも?」
って言いながら
おぞましいオーラをバックに
俺やクラスのやつたちに
黒い黒ーい笑いを浮かべて去っていった…
なんてな…)
世の中恐ぇよな…
正直、俺も泣きそうになった
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