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「まぁ。可奈押さえなさいよ。」
え？押さえる？なにを？
「美加は気にしないの。」
……私、口に出して、ない
…エスパーめ…
「だってー美加ちゃんがぁー」
ぷぅと頬がふくらんでまた可愛らしい顔になる
ほらっ、向かいの男子がキュンキュンしてるよ。
「ぐっ…かわ…」だってさ。
はっはっは黙れ！
「美加が気づくはずないでしょ？この鈍感天然で男子フルんだから」
「だよねー男の子が可哀想になってくるし」
「はー？私生まれてこの方告られたことないんだけど！」
「…………馬鹿」
「鈍いよね」
「ちょっとなんなのさ！わけわかんないよ！」
「もういいから。あんたには一生分かんない話よ
で、今日からもう行くの？」
「らしいね。あー早く帰れるといいなぁー」
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