保健医と私**(5)

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「はぁ…」 彼女が出ていってから ズルリと床に腰を下ろす 「こんなはずじゃなかったのに…」 「お前、相変わらず不器用だな。」 「宮地…盗み聞きなんてたちが悪いな。」 いきなり出てきたのは美加の担任。宮地晃佑(ミヤジコウスケ)と言う男。 大学が一緒でなんとなく一緒にいた同士。 「ははっ堅てぇこと言うなよ。 自分んとこの生徒を心配して来ただけだ。」 「よくゆーよ。 ちなみに、ここ禁煙。」 ズボンのポケットに片手を入れもう片方の手でタバコを持ちドアに背を預けている。 「へーへー」 …聞きながされた ⇒
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