序章(俺)

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おや。俺のベッド、こんなに高かったか?いや、ここは俺のベッドじゃないぞ。 記憶が混乱する。ここは、病室じゃないか。なぜ?俺は入院していたのか? 「彰広!私、お医者さん呼んでくるね。待ってて!」 女が、部屋から出て行った。なぜあの女は、俺の名前を知っているのだろう。 お医者を呼ぶのであれば、ナースコールのボタンを押せばいいのに。そそっかしいやつだな。
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