第二話

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日陽はあまりの痛さに、お腹を抑えて倒れ、体をひくつかせていた。 「テメェ、何語尾に『☆』付けて笑顔でさらっと言ってんだよ!!」 「流星、よく語尾に『☆』付いてることわかったね」 「いいんだよ!何となくだ!」 日陽のことを忘れ、二人はどんどん話がズレていった。 というより、意外とアバウトな流星が垣間見れた瞬間である。 「まぁ、暫くは日陽も起き上がってこn― 「ふー。久しぶりにきいたーー!!」 …………」 立ち直るの早!!! などと、流星と新月は、突然起き上がってきた日陽に、心の中でつっこんだ。 「もう、流姉痛いじゃん!…………まぁ、そういう強くてカッコイイところも俺は好k―― 「もういっぺん喰らわそうか?」 スミマセン……」 どす黒い微笑みで、流星は指の骨をボキボキと鳴らしながら、日陽に言い、日陽は日陽で、あまりの怖さに即答で謝った。 「大体、お前はいつもそうやって勝手に―― 『パッパカパー、パ、パ、パ、パッパカパー』 ……………は? 流星が日陽に話している途中、何か『おめでとうございます』的な音楽が流れた。 今にもクラッカーが鳴り響いたり、くす玉が割れたりするような、そんな感じの音楽が。 え?何、今の。何ですか? ちょっと、流ちゃん(オエッ←自分で言ってて気持ち悪くなった)驚きで目が飛び出そうなんですけど。 流星だけが驚いていた訳ではなく、新月と日陽も驚き、固まっていた。 三人はそれぞれ目配せをし、音楽がなった方、パソコンを見た。 パソコンの画面には、先程見たものと違い、別のメール文が表示されていた。
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