デスゲーム

大柄な男性「食らえー！」

ドゴォン

いつの間にか大柄な男性がコンピューターの後ろに回り込み、でかいハンマーを振りかぶり、渾身の力を込めて叩きつけた。

余りの衝撃にコンピューターは片膝をつく。

大柄な男性「まだまだぁー！」

ドゴッ、ドゴォン、ドゴッ、ドゴッ

大柄な男性は殴り続ける、が

ガシッ

コンピューターにハンマーが片手で捕まれた。
いや、捕まれたと言うより指がハンマーに刺さっている。

大柄な男性「うぉぉぉー！」

大柄な男性は力を込めたが、びくともしない。
コンピューターは拳を作った。

ショウ「待てぇー！」

ショウが走りながら腰にさしている日本刀を抜き、コンピューターに向かっていく。

ショウ「ジン！
援護を頼む！」

援護を頼む、と言われてもまだ一度も銃を撃ったことが無いのだ。
周りの人に当たるかもしれないと思うと、引き金を引くことが出来ない。

コンピューターは意識が大柄な男性に行っている様で、隙だらけだ。

ショウ「貰ったー！」

ザシュ

肩に刀が当たり、斬り裂くはずだったが・・・

肩には当たったが、皮しか斬れていなかった。

ショウ「うっ、嘘だろ」

ガシッ

拳を作っていた手で刀を捕まれた。
そして・・・

ブゥン

刀を投げられた。
当然強く握っていたショウも一緒に。
そして、幸か不幸かジンの方に飛んでいき・・・

ドカッ

ジン「ウグッ」

ショウはジンの腹に直撃した。
ジンに直撃したにも関わらず、減速することなく、吹っ飛び、岩に激突した。
そして、あまりの激痛に2人は気絶した・・・