1395人が本棚に入れています
本棚に追加
身体を寄せ合い、くちづけを交わす。
お互いの吐息に、あつい熱がこもる。
しばらくして、雅斗が身体を離すと、瑠香の薄いピンクのワイシャツのボタンにゆっくりと手をかけて一番上のボタンを外した……。
『雅斗くん……!?』
言葉にならない戸惑いとためらい………。
『でもここで拒んだら……』
雅斗の手がもう一つボタンを外した。
『いやじゃないよ……
でも……』
次のボタンに手をかける雅斗の手に、瑠香が手を重ねて雅斗を留める……。
「ここじゃ、いゃ……」
消え入りそうな声で瑠香はつぶやいた……。
最初のコメントを投稿しよう!