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ウィーン ガシャン
4人は順調にアジトを進んでいました。
「なぁ、ふつー敵のアジトって、入るまでの道や内部に色んな罠があって、主人公が苦戦しつつも、仲間の屍を超えて突き進むモンじゃねえのか?」
桃太郎は歩きながら3人に尋ねました。
「はぁ…。いつもこんなもんスよ。うちのボス、結構ケチいんで、緊急の時以外必要最低限の人数しか置かないんですよ。」
「こんな馬鹿でかいアジト建ててるくせに?」
「ああ、それは何か自分の住む家はでかくないとヤダとかで、あんなのになったとか。」
「…にしたって趣味わるすぎだなぁ、オイ。んで、そのボスは何処にいるんだ?どうせ一番上の階だろうけど。」
「え?ボスの部屋はここですよ?」
そう言って、3人で目の前にある部屋を指差しました。
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