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授業が終わった瞬間、黒鬼は立ち上がり大鬼を呼ぶ
黒鬼「大鬼~、上行こうぜ」
大鬼「早いな…まだ午前中だぞ?」
黒鬼「眠いんだよ!」
黒鬼が欠伸する
大鬼「わかった…」
二人はカバンに教科書などを詰めて、屋上に行こうとした
ひかり「黒鬼くん?もうすぐ授業だよ?
どこに行くの?」
黒鬼「屋上…」
また黒鬼はムスッとした
ひかり「何しに?」
黒鬼「寝る…」
ひかり「えぇっ!?」
黒鬼はひかりをほっといて、歩き出した
ひかり「黒鬼くん!」
ひかりが黒鬼を追おうとしたとき、クラスの女子が、ひかりを止めた
女子「やめときなよ…」
ひかり「どうして?」
女子「あの二人…ここらへんじゃ<凶鬼>って、呼ばれてて…
関わるとロクなことないよ…」
ひかりは、やっと黒鬼の行動の意味がわかった
ひかり(ヤンキー……なんだ?)
キーンコーンカーンコーン
授業が始まった…
ひかりは、ただ席について考えることしか出来なかった
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