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~屋上~
黒鬼「ふぅァ~、よく寝た」
大鬼「やっと起きたか…」
黒鬼「今どこらへん?」
大鬼「もう帰りだ」
黒鬼「そっか、んじゃ帰ろうぜ」
大鬼「あぁ」
黒鬼は立ち上がり、はしごを下りて下駄箱に向かった
2階まで下りた時だった
女子A「ねぇ聞いた?」
女子B「何を?」
女子A「なんか最近、殺人事件が多いらしいよ」
女子B「ウソ~、怖いね~」
女子A「しかも決まって体を真っ二つにされちゃうんだって!!」
女子B「怖くて、夜歩けないよ~」
黒鬼(噂話しか…………
ハァ……今日もアレか……」
黒鬼「ワリィ大鬼!!
今日予定があったんだ、先に帰っていいか?」
黒鬼が両手を合わせて大鬼に謝る
大鬼「わかった…」
黒鬼「ごめんな?
んじゃ」
黒鬼が走りさってゆく
それと同時にひかりが、やって来た
ひかり「黒鬼くん!!」
黒鬼はすでにいなかった
大鬼「黒鬼になんか用か?」
ひかり「あんなに急いでどこに行ったの?」
大鬼「さぁな…」
ひかり「そっかぁ……
それじゃまたね大鬼くん!」
ひかりは、手を振りながら行ってしまった
大鬼「………………」
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