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女の子「ハァ…ハァ…」
あたりは真っ暗
電灯の少ない裏路地を一人の女の子が走っていた
まるで<何か>から逃げるように
いや、まるでではなかった
まさに<何か>に追われていた…
女の子「誰かー!!誰か助けて!!
なんなの?アレは!?」
ガサガサっ!!
女の子「きっ、きた!?
い、いやっ!
まだ死にたくない!!」
ガサガサガサガサっ!!
女の子「行き止まり!?
誰か助けて!!
私、ころっ…」
ブシュッ!!
ゴトッ!
ボタボタ……
鈍い音が立て続けにおこったその場所は……
血の海と化した…
真ん中には、女の子の上半身と下半身が真っ二つにされていた
ジャキンジャキン!!
大きなハサミのような音が辺りに響いた……
ガサガサ!!
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