一章~シマの場合~

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                「何ゆうとんねん!お前頭いいんやろ。」      「そんな言う程良くないですって。普通です。」     「立派な国立大出てんねんやろ?すげぇじゃん!俺なんか良いとこっつったら見た目だけだぞ。」     「嫌味っスか?…てか何でさっきから関西弁なんスか?しかも微妙に違うし。」     「うっせぇ!うちのおチビが関西弁にはまってんだよ!で、『パパはなんでふつうなのー』って…ここはパパが一肌脱がねぇと。なぁ?」     「はいはい。…ってか早く乗ってくださいよ!時間やばいっスよ!」    「流してんじゃねぇよ!…ほら行くぞ!出発進行ー!!」     「ちょっ痛いっスよ!首!首!」                      
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