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朝から寝坊はするわトレーラーにひかれそうになるわだったくみこは学校に着く前から少し不機嫌になってしまった。
『もう~遅刻確定じゃない。あたしこれでも時間は守りたい方なんだよ?』
同じく会社に遅刻しそうになっていた成人男性に話しかける。
『ははっ!君のその遅れたくないのに遅れちゃう天然さはキュートだなぁ!僕も君と一緒に和やかな遅刻ムードに浸っていたいけど,あいにく今日遅刻したらガミガミ上司にサブマシンガンで蜂の巣にされちゃうよ。そいじゃまたいつか!キュートなお茶目サン!(ウインク)』
『あら!今日はまさか国家の重要機密でも話し合う会議でも?てことはオニイサンは国のお偉いサン(国民の敵)?なんてね☆てへっ』
『へへっジョークもお上手でい!』
再びウインクをして走り去った青年の後ろ姿を眺めながら,くみこは自分がサブマシンガンで先程のトレーラーのドライバーを蜂の巣にするイメージをふくらませていた。
くみこがトランスしている間に,学校の朝のチャイムは鳴ってしまった。そしてくみこがトリップし終わった時には四時間目が終わろうとしていた。
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