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キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン・キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン…
先生:『はい,じゃあ今日はここまで。明日は一学期の終業式だ。
みんな遅れずに来るように。』
惺:『ふぅ,やっと終わったかあ。
明日の午後からはパラダイスだあ!!』
俺の名前は達上 惺(たつがみ さとる)。
都立高校に通う高校一年生だ。
たった今,一学期最後の授業が終わった。
明日の午後から夏休み,だいぶテンションが上がってる。
彩:『惺,やっと授業終わったね。
一緒に帰ろうよ。』
惺:『ええ~,何でだよ。
彩はいつも友達とかえってるじゃん。』
彩:『だってみんな部活なんだもん。
帰宅部のあたしたちには放課後何にもないじゃん。』
惺:『仕方ないなあ,今日だけだぞ。』
彩:『当たり前じゃん。
毎日とか本気で無理だから。』
惺:『何ぃぃ~,じゃあ今日も一人で帰れよ。』
彩:『冗談だよ~,早く帰ろっ!!』
こいつの名前は里中 彩(さとなか あや)
家が隣で高校も一緒の腐れ縁。
でも,ちょっと可愛いからほっとけない奴である。
彩:『そう言えば惺さあ,夏休みどうすんの?』
悟:『まだ未定,帰ってから考える。
彩は?』
彩:『ん~,あたしも未定かな。
バイトでも探そかな。』
会話はこんな感じであった。
歩き始めて十分後,家についた。
彩:『じゃあ,またね。』
惺:『おう,またな。』
こうして家に帰った。
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