♠デパート

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キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン・キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン… 先生:『はい,じゃあ今日はここまで。明日は一学期の終業式だ。 みんな遅れずに来るように。』 惺:『ふぅ,やっと終わったかあ。 明日の午後からはパラダイスだあ!!』 俺の名前は達上 惺(たつがみ さとる)。 都立高校に通う高校一年生だ。 たった今,一学期最後の授業が終わった。 明日の午後から夏休み,だいぶテンションが上がってる。 彩:『惺,やっと授業終わったね。 一緒に帰ろうよ。』 惺:『ええ~,何でだよ。 彩はいつも友達とかえってるじゃん。』 彩:『だってみんな部活なんだもん。 帰宅部のあたしたちには放課後何にもないじゃん。』 惺:『仕方ないなあ,今日だけだぞ。』 彩:『当たり前じゃん。 毎日とか本気で無理だから。』 惺:『何ぃぃ~,じゃあ今日も一人で帰れよ。』 彩:『冗談だよ~,早く帰ろっ!!』 こいつの名前は里中 彩(さとなか あや) 家が隣で高校も一緒の腐れ縁。 でも,ちょっと可愛いからほっとけない奴である。 彩:『そう言えば惺さあ,夏休みどうすんの?』 悟:『まだ未定,帰ってから考える。 彩は?』 彩:『ん~,あたしも未定かな。 バイトでも探そかな。』 会話はこんな感じであった。 歩き始めて十分後,家についた。 彩:『じゃあ,またね。』 惺:『おう,またな。』 こうして家に帰った。
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