α.始まりの切っ掛け

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 例外だった俺達は学校に行っても勉強をすることはなく。遊ぶやつは遊び、自分のため訓練する奴まで現れる始末…。   俺はこんな生活が退屈で仕方なかった。   アライヴ 『暇だなぁ~…、何か起こらないかなぁ~。』   ?『お前またそんな事言ってんのかよ。なんならこの後ゲーセン行こうぜ✨ゲーセン✨』   コイツは俺の友達でクラス委員長の[アーク=クロスアラウンド]。   アライヴ『あ~…、今日はパスしとくわ…。』   アーク『また何で…。あぁ~コレでも出来たか?』   アライヴ『そんなんじゃねえよ。部活あんだよ部活…。何か緊急の集まりだってさ。すぐ終わるけどな。』   アーク『ふ~ん。まぁいっかじゃ✨頑張れ‼』   教室を後にし、部室に向かった。途中職員室から出てきた部長、[コーダ=フィールド]   コーダ『お、来たか。皆はもう集まってるぜ。』   アライヴ『あいよ、了解。』   我が部活は『茶道』と『居合道』を行っている。部室は2つあるが急ぎなので作法室(茶室)でやる事になっていた。   コーダ『皆に集まってもらった事は他でもない。我が部は文化祭に向けて頑張ってきたが、今回の文化祭は………』   長々と話が続きほとんどの奴等が眠そうであった。  
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