1.2007年12月4日

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―――――‥‥‥   ピピピピピピ‥ ピピピピピピ‥ プチ‥‥‥‥‥   携帯のアラームで目を覚ます。   『ぅ‥‥ん』   お昼の12時ぴったりに起こすその携帯に、少し不満げに布団から出て、目を覚ますために熱めのシャワーにあたる。     『はぁ‥‥アタシなんで予約しちゃったんだろ‥。 寝たの5時だったのに‥‥。』     と思いつつ、一通りの作業をこなす。   低血圧な彼女には、この作業すらなかなか進まない。   キュ‥ガチャ‥‥   バスタオルを巻いてバスルームを出ると、ひやっとした空気が彼女の濡れた肌にあたる。 それと同時に入る前につけておいた、エアコンの生暖かい風もあたり、正直、変な感覚を覚える。   家はアパートで、キッチン、バスルーム、トイレが6畳程にあり、仕切り越えると、8畳程の部屋がある。   部屋には電化製品が一通りあり、シングルサイズの布団には、彼が気持ち良さそうに寝息をたてている。   そんな彼を見て、少し笑う。 彼女にとって幸せを感じる瞬間だ。
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