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皆さん、明けましておめでとうございます。
翔吾です。
たった今、俺のケータイにメールが届きました。
From:寅吉
今から生徒会室に集合(゜∀゜ )
早く来ないと目玉ほじくるぞ☆ ってあれ、突き指しちゃうよね、絶対。
サボタージュしたらお前の部屋に澤田先生送り込むぞ☆
突き指より何より、目玉ほじくられた方はたまったもんじゃありませんΣ( ̄□ ̄;)
それはともかく、今部屋に澤田を送られたらたまったもんじゃないので、渋々生徒会室に向かった。
ちなみに今日は元旦だ。
ハイ其処の貴方、今回は『翔吾くん、里帰りは?』『お正月も学校の寮で過ごすの』ってツッコミは無しです。
今日は「番外」話だからです。
生徒会室は一階にあり、昇降口や職員玄関とは別の入り口から入る事が出来る。
もっとも、扉には鍵が掛かっており、開けるには教師の許可を得る必要があった。
「おはようございま~す」
扉は、思ったとおり鍵があけてあったので、そのまま中に入る事が出来た。
「明けましておめでとう、翔吾くん」
「おめでとうございます。」
真っ先に挨拶を交わしたのは真夜先輩で、他のメンバーは葵と澤田を除いて既に揃っていた。
葵はメール無視かな?
「今日は一体何をするんですか?」
「決まってんだろ、新年会だよ!!」
「元旦から・・・ですか?」
「元旦ったて、どうせ部屋でごろごろして過ごすんだろ?どうせなら美味い飯でも食おうぜ!」
「美味い飯ってまさか・・・」
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