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それから、先輩の冗談・・・だか本気だかわからないが、に付き合いながら掃除をしていたので、葵の皿洗いも終ってしまった。
「おう、片付け終わったか。」
「澤田、お前何やってたんだ!?日誌置きに行っただけだろ!?」
「ちょっと一服」
言いながら、煙草を吸うしぐさをして見せた。
校内は禁煙のはずでは・・・!?
「あ~、翔吾、待っててくれたのか。言い子だなお前は・・・後でご褒美やるからな。」
「遠慮しておきます。」
「そういうなよ」
「触るな変態教師!!」
「お幸せにな、翔吾。」
「疲れた。帰る。」
寅吉先輩と葵は逃げていった。
「ちょ!置いてかないで!!!」
俺も慌てて二人を追いかけた。
こうして、また新たな一年が始まる。
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