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西暦2009年6月5日。
I高校の校門前に1体の焼死体が発見された。
焼死体は身元が確認出来ないほどに焼かれていた。
よっぽど犯人に怨まれていたのだろうか。
そして、その焼死体は焼け焦げた手に1枚の手紙を握らされていた。
筆跡を隠すため、よくあるボールペンと定規を使い、カクカクな字で書かれていた。
『ドウモハジメマシテ。
コノタビ、コノI高校ノ生徒ヲ大量ニ殺ソウト想イマシテ貴方達ニオ手紙ヲプレゼントシマス。
単刀直入ニ申シマスト、コノ高校ノ生徒ヲ皆殺しニシマス。
ドウデスカ?
怖イデスカ?
特ニコノ学校ニ恨ミガアル訳デハナイノデス。
単ナル暇潰シ。
遊ビマショ。
ア、名ヲ名乗リ忘レマシタ。
イマハ“i Killer”トデモ名乗ッテオキマス。
追伸。
私ハコノ学校ノ生徒デス。』
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