第四章

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そして一ヶ月後・・・仲間を一人呼んで、早速荷物の移動に取り掛かった。ホントなら小分けして少しずつ持っていくのがセオリーなのだが、まだ職場では新人のM君は、その頃まともな休みは貰えなかったのだ・・・。 一気に今日終わらせる意気込みなのである。マニュアル車の操作には慣れていたので、軽トラック借りて、セッセカ積み込んで、わりと早く引っ越しは終了した。 「サンキュー!助かったよ!」 友達に夕飯をご馳走して家まで送り、M君は家路に向かった。 「今日は家でゆっくりしよう。んで明日は大家さんに挨拶して・・・近所の人達にも挨拶しないとな・・・、部屋も片付いてないし、明日は大変そうだな・・・」 M君は家に帰り、ベランダから外に出る、 大家さんちは明かりがついてるようだ、 「うむ・・・今日ここに来るかもな、まー明日会うし、どっちでもいいけど・・・」 M君はベランダの窓を閉めようとした、 と、その時・・・ 「・・・・・・ん?」大家さんとこのアパートの方から視線を感じた、まー昨日まで誰も住んでなかったんだし、当たり前と言えば当たり前か・・・、 M君は簡単に部屋の片付けを済ませ、床につく事にした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ギシギシ・・・・・・・・・
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