第二章

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近場で新居を探して見たが家賃が高く、いい所がぜんぜんない・・・仕方なく母にそれとなく相談してみた。 「あのさ~、俺独り暮らししたいんだけど、どっかいい場所かコネがあったら教えて欲しいんだけど・・・」 直球で話したので母は驚きを隠せなかった。俺が本気と悟ったのか、何やら携帯で誰かに繋いでいる。 暫くして、母から意外な言葉が出た。 「あんた車持ってるよね?駅近くなくてもいいなら一件紹介できるよ?」 ・・・やけに物分かりがいいな・・・どういう事だ? まあせっかくだし、一応ご好意に甘えて新居を見に行くのもいいかな。 M君は母を乗せて次の週末見に行く事にした・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒタヒタ・・・・・。
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