僕は俺様

7/14
前へ
/232ページ
次へ
  「あたしは朋花。あんたは?」 「僕は千彰だよ。よろしくね」 そう僕が言うと朋花はヒク、と顔を引きつらせた。 うわ、ムカつく。 「きもっ。まぁ良いや、ちょっと付き合っ…」 「誰がキモいって?」 「ちょ…」 ここまで僕を怒らせるなんて、なかなかやる奴。 「朋花ちゃん、僕と遊びたいんでしょ?」 「やめ…ちょっと…っ」 「タップリ可愛がってやるよ…。な?」 僕は朋花をジリジリと後ろに追い詰めていく。  
/232ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12766人が本棚に入れています
本棚に追加