😱霊界名探偵😱

漆黒の制裁者

オニキスが中に入ってから、監獄はすぐに崩壊した。

それからしばらくして、血まみれになったオニキスが戻ってきた。

オニキス ｢終わったぜ♪｣

ジスト ｢２分ジャストか…お前にしては上出来だな。

しかし、やはり俺が参加した方がよかったな。
少し遅かったようだ…｣

マラガ ｢なぜ監獄が…
貴様ら、何者だ！？いったい何をしたんだ？！｣

マラガ率いる鬼達が、いつの間にか２人を囲んでいた。

ジスト ｢俺達は罪深き者達に制裁をしただけだ。
お前達に危害をくわえるつもりはない。

道を開けろ。｣

ジストは膨大な量の霊気を放出した。

その霊気を肌で感じた鬼達は、マラガ以外全員腰を抜かしていた。

この瞬間、マラガだって寒気がするような霊気の量を軽々と放出するジストを、
ここから出してはいけないと確信した。

マラガ ｢貴様らのやっていること、はただの大量虐殺だ。

そんなやつらをここから出すわけにはいかん！！！｣

ジスト ｢仕方ない…｣

オニキス ｢ジスト、俺にやらせろ…｣

ジスト ｢殺さぬ程度にやれよ…｣

オニキス ｢おうよ♪｣

マラガは正面から突っ込み、大きな斧をオニキスに振りかざした。

オニキスは、それを左手で受け止め、さらに斧を引っ張ってマラガ引き寄せると、

右のパンチ一発でマラガを地面の奥深くまでめり込ませた。