* 出逢いは必然に *

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何時もあそこの木は アタシの特等席で、アタシ以外の人が座っている事なんて無かったのに。     でも、現に人が座っていて。     好奇心と複雑な面持ちが交錯しあって、華音は桜の木に身を預けている人物へ 一歩一歩近付いて行った。     ‥‥ドクン ドクン 胸が高鳴るのが分かる。     そして、その人物を見るや否や 華音は今までに無い 胸の高鳴りを感じた。
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