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風に吹かれ
靡いた淡い茶色の髪の毛。
見惚れてしまうほどの容姿。
身に感じてしまう威圧感。
華音は彼を見た瞬間
見惚れてしまった。
すると、彼は伏せていた
目を開ける。
「‥そんなにまじまじ見て
どうしました?
俺の顔に何か付いてますか?」
華音「∑はっ‥いや‥
ごめんなさい。‥ただ、この桜の木に人が座ってるのは珍しいなぁーと‥」
いきなり問い掛けられた事に
華音は慌てふためいた。
彼はそんな華音の行動に
クスリと笑みを漏らす。
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