埃だらけの本棚

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辛い 貴方は もう消えてくれればいい 僕の頭の中にあるのは何時も何時も貴方 寝るときも 好きな事も 全て楽しくなくなる 何で? 貴方は何故僕の記憶の中に 根を張るの? 早く 記憶から弾いて これ以上苦しめないで? 涙を流させないで? 貴方が憎い 貴方が愛しい 貴方と喋りたい 貴方に幸せになって欲しい 幾ら自分で気持に 終わりの釘を刺しても 貴方は 終わりから消えない 深く深く根を張り 今も僕の心を 精神を 食い荒らす 何時しか 貴方しか考えられなくなった 好きだから? 大切だから? 貴方は僕に 何を 与えてくれた? 友情? 幸せ? 涙? 哀しみ? 愛? 憎しみ? もうずっと耐えてきた もう心も身体も 魂も 貴方の為に生き 傷付いている もう動けない なのに 貴方に 惹かれるのは 何故? 貴方を想うと 渇いた瞳から涙が出るのは 何故? 今も貴方を想うと 胸が締め付けられる 貴方という「何か」は 僕の身体と魂と心を 痛め付けた もう抑えられない 僕の「ケモノ」が 耐えられない 貴方の言葉が 貴方の仕草が 貴方の表情が たった一つの 僕に癒しを与えてくれる 幸せなのかもしれない 癒しを与えて欲しい 僕は…何時まで待てば 何時まで耐えれば 何時まで痛め付けられれば 幸せを 解放を 癒しを 与えられるのかな? ねぇ答えて? 応えて欲しい この死にたくなる様な気持は 何時まで続くのだろうか? まるで 果てしない路を逝く 旅の様だ…
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