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太陽が
沈み
光が失われ
暗闇に閉ざされる
そんな
世界に
月が
微弱な
光をもたらす
普段は
決して
気付かないけど
とても大切な
月光
月夜は
僕に
幸せを
運んでくれる
貴方の様
月光と
貴方
似て似つかわぬ
物だけど
同じ様な
存在
普段
貴方と
居れば
必要無く
感じてしまう
存在だけど
居なくなれば
すっぽりとした
貴方が居た
場所を
誰かは
埋められない
人は
そうやって
哀しみを覚える
貴方は
当たり前の
存在だったけど
目の前から
消えてしまえば
二度と
逢うことは
無いだろう
傷は何時か癒えても
すっぽりと空いた穴は
癒えない
その穴に
何かを埋める事で
哀しみを
抑えられても
完全には
埋まらない
その空いた
隙間が
哀しみ
苦しみ
苦難
辛劣
涙
恋しさ
愛しさ
の感情なのだろう
この穴は
貴方以外には
埋める事が出来ない
パズルなんだよ
今でも
貴方という
大切で
大きな
ピースを
僕という
型は
待っている
貴方が居た場所には
どのピースもはまらない
今も
すっぽりとした
この隙間
貴方を待っている
何時の日か
この穴が
埋まると
信じて…
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