出会いは雪の降るあの日

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深々と降り積もる雪の道を歩く一つの陰 寒い… 最近になって寒さが尋常じゃない程に厳しくなって… ────くそ… 今どこを歩いている… 歩けど歩けど同じ道、同じ景──           「ッ………!」   しまった───! 雪に足を取られ…… 体制が……ッ     「Σはぅっ!」   ピンポーン   頭に何かぶつけた── あぁ……なにか鳴ってるような…     ピンポーン…     だんだん…       ガチャ…     意識が……     遠のく…     「はーい?……うぉっ!…なんだこれ……うわ…血だ…なにがあったんだ…?」  
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